今は無き、夜間電力利用の電気蓄熱式全館暖房システムのメーカー『エナーテック株式会社』の元社員が少々の心残りを感じてブログを立ち上げてみました。

2016年3月5日土曜日

スラブヒーターコントローラーの点検ランプ点灯③

スラブヒーターの点検ランプの点灯の原因はいくつかあるという事は以前の記事に書きました。
主には以下の3つです。


・温度センサーの不良
・基盤の不良
・過昇


今回は3つ目の『過昇』で点灯している場合です。


1部屋だけなぜかとても熱い、床下の温度を計ってみると1回路だけありえない温度だった…なんて事がまれにありました。


正常な状態であれば、温度調節範囲はEACコントローラーで0~50℃、EMCコントローラーで0~40℃です。
それがEACの場合55℃、EMCの場合45℃を感知すると点検ランプが点灯します。


では、なぜ必要以上にコンクリートが熱くなるのか…。



最初に可能性として調べてほしいのは『回路ごとの配線の繋ぎこみが入れ違ってはいないだろうか?』です。


例えば床下で、本来はA回路のセンサー保護管に挿入されるはずの温度センサーがB回路の保護管に入っている。B回路のセンサーがA回路の保護管に入っている…という状況の場合です。

この場合、温めている回路とは違うところの温度を検知している状況なので当然動作はおかしな事になります。




配線の間違いが無い事が確認できた場合、恐らくは基盤不良だと思います。
特に他回路にも冷たいものは無いのに、1回路だけ熱くなってしまっている場合は十中八九間違いないです。

これは基盤に組み込まれているリレーの中で接点不良を起こしており、電気が常にヒーターに強制的に送られてしまう状態になると起こります。

EACコントローラーの場合、電力会社のタイムスイッチによって夜間の1:00~6:00しか電気が来ないので、仮に基盤の接点不良が起こってもコンクリートが熱くなる程まではほとんどの場合いきません。
ところがEMCコントローラーの場合、通電のオンオフはコントローラーで行っているので接点不良が起こると24時間ずっと温め続けることになります。


これが確認出来たら、基盤交換をしなくてはなりません。


このブログにも書きましたが、ネイビープラスの高橋さんという方に連絡をとり基盤を仕入れてください。

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